メリークリスマス!
最近は記事のバリエーションを増やそうとしています。
反応紹介を拡張して、ある分野の簡単なまとめとか。
で、そのテストランとして可視光レドックス触媒に続き、金触媒について書いてみた。
金触媒は学生の時に雑誌会で取り上げて、非常に面白いと感じた分野だ。金の色や錆びにくさと金触媒の独特な反応性がつながっているってのは結構感動したものだ。
是非ご一読あれ。
あと初めて工業反応の論文を紹介した。
アクリロニトリルの合成法の論文ですが、学生の時はこういう論文は微塵も興味なかった。
でも企業で働いて、やっとこういう論文のすごさがわかるようになった。。。すごいよな~、これ。
仕事はどうか
2017年、仕事の実験はたらたらしつつ、ちょっとした成果が得られた。
ただ、最近このクリスマスの時期に問題が生じた、、、
今までの測定結果正しく評価できてなかったかも( ´ ▽ ` )!!
、、、おいおい、ふりだしには戻らないにしても、きちんとした評価方法の確立からやり直しだわ(^_^;)
結果がでてきたからこそ正しく評価できてなかった事わかってきたので、しょうがないといえばしょうがないけど、、、とんだクリスマスプレゼントになったよ\(^o^)/
今思うと有機化学って分析方法しっかりしてるよなー
各種NMR、質量分析、ガスクロ、液クロ、結晶構造解析。
他にも量子化学計算などにによるアシストもある。
特に収率と分子の構造が分かるってすごい便利だなー、と今思う。
ある化合物がどれくらい減って、どんな化合物がどれくらいできたりしてるか、結構わかる。
なにかは議論できる点があるもんなー。
さらに分析や計算が非常に優れていて、分子構造の変化や反応機構、反応中間体、遷移状態とかも議論できる。
先人たちに感謝感謝です。
有機化学を離れて分析について思うこと
一方、不溶性のアモルファス固体を扱う材料科学は闇やで、、、(^_^;)
分析からの情報が少なすぎ。分子構造なんかほとんどわからん。
結果、有機化学ほど確からしい事がなかなか言えない。どうしても情報が間接的になってしまう。
しかも、そういった何もわからん物質の物性を議論しようとしている。。。
この数値が物性に関係あるかも、、、?的な怪しい議論をせざる得ない。
難易度高いんよな~(^_^;)
まーそういうのを追求するのが研究よね。来年は頑張ります!
今年はまぁええや!(^O^)
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最近の気になる科学ニュース
・驚異の素材グラフェンの「ゆらぎ」が、無尽蔵のクリーンエネルギーを生むかもしれない:米研究結果|WIRED.jp
SFのような話。ほんまなんやろか、すごいなぁ^o^
・雑記帳:福井大の研究室が、サバを塩とぬかで漬け込んだだ福井県の伝統保存食「へしこ」の塩分大幅カットに成功 – 毎日新聞
塩半分で味はそのまま!(*゚▽゚) 血圧高めなのでありがてー!! 大学でこんな研究あるのねー
・英研究所が世界最小のクリスマスカード、切手の上に2億枚収まる:REUTERS
出来が良すぎてなんか小さく見えない(^_^;)
これとシクロパラフェニレンの指輪をプレゼントやな。
・科学の甲子園、東京代表は筑駒…県立浦和や栄光など全国大会へ:resemom
おおー!母校がでとる!
・二枚貝の微小プラスチック汚染、北極海から中国まで拡大=研究:REUTERS
またマイクロプラスチック問題かー、、、 化粧品などの業界は毎度かなりバタバタする。
マイクロプラスチック問題は利権が絡みまくってるはずなので慎重な判断が必要ねぇ。 サイエンスの論文も取り下げなったしなぁ。
・冬にセックスが重要 その科学的根拠とは?:Sputnik
ほほー( ̄▽ ̄)。精が出ますな
・サイエンス トランプ政権を批判 “政治と科学の決別”:NHKニュース
さすがscience誌。 仮にchem lett誌が安倍首相批判したりしたら度肝抜かれるもんなー(^_^;)
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