ようこそ有機化学論文研究所へ
研究についての紆余曲折やブログ始めた経緯
学部時代
大学一回生から三回生はそれまでの受験勉強の反動からか部活に明
当時、勉強は大学に入る手段としか思っていなかったので、
この考えを少しだけ改めるきっかけになったのが学生実験の始まった三回生の時。
学生実験の中で有機実験演習を指導してくださった技術員の方が美人で
まーテキトーな選択でした。。。
基礎有機化学の単位は落として再履修するほど有機化学に興味のなかった私でしたが、、、
大学四回生時に幸運にも希望通りの有機化学系研究室に配属。
しかし安心したのも束の間、あまりの先輩の働きように絶望。
無理かも、、、と思い就職を考えるが、
四回生および院生時代
どうせ院行くならそこそこ頑張らないと、と流石に思い、
この辺りから自分でテーマを考え始めるようになりました。
試行錯誤しているうちになんと大学卒業直前に新規反応を見出すことができました。
相当テンションあがって意気揚々と指導教官に報告するも
「しょうもない。ええから本来のテーマやれ」
という旨の暖かいお言葉。
当時は萎えましたが、今考えるとまったく妥当な御意見。
公平に判断して、その新規反応は発展性がありませんでした。
結局論文にもなりませんでしたし、いわゆる
でも、この経験からダメテーマと良いテーマは何が違うのか?
あと、テストで点取る以外の目的で、はじめて勉強しだしました。
いろいろ知らないと良いテーマは生み出せない事を心から理解した
で、
研究室のバックグラウンドに沿って、
しかしながら、私にとって自分で見つけた(つもりの)
ひょっとしておれセンスあるんじゃね?
と、完全に調子乗っていた私は修士一回生時に博士行く事を決定。
当時は博士進学すべきか凄く考えたつもりですが、
博士課程時代
博士課程の一年目くらいまではその天狗状態が続き、
一方で、ある程度周りを見渡す余裕がでてきたからか、自分の研究姿勢に対して違和感がでてきました。
アカデミックで尋常じゃないくらい努力している人でも苦労しているのを見て、自分にはできないと思ってしまったんですよね。
このままでは、「アカデミックに進んでも研究者として大成できないだろうな」と思い、博士課程二年目に企業へ就職する事にしました。
会社に入って
ありがたくも化学メーカーに拾っていただき、有機化学”以外”の分野で研究する事になりました。
分野違いは想定内でしたが、
ヒット狙いは得意と思って企業に来たのですが、こんなはずでは、
それはそれで楽しいものですが、
有機化学とはさよならだな、、、と思っていました。
有機化学論文研究所設立
が、有機化学の現場から離れて二年弱、なぜか
学生時代は義務としてやっていたのですが、
面白い論文があると誰かに話したくなります。
だったらブログで自分の感想を発表したら面白いかなと思った次第
昔のように精読するという事がなかなか難しいですが、
間違いや御指摘などあるかと思いますが、その際はお気軽にコメントやメール等よろし
がんばって更新していくのでよろしくお願いします。
2018. 1. 6. いろんな質問に答えました。→ 質問箱まとめ
2018. 4. 7. 会社やめて助教になりました。→ 会社辞めた話と大学教員としてアカデミアに戻る話。
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