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学会でのポスター発表のコツとデザインで気を付けること

2019/07/05
 
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ポスター発表のポイントまとめ

正解はないが不正解は存在する

先日、有機電子移動化学討論会にて、うちの研究室の学生がポスター発表をして、見事ポスター賞を受賞しました!私の所属する研究室の初のポスター賞。うれしいものです。自分が貰った時よりうれしいですし、彼自身励みになると思うのでよかったです。

彼が初めてのポスター発表ということで、私なりのアドバイスをしました。今回の記事はそのシェアということになります。

一言でいうと「まずいやり方はさけましょう」ということ。

ポスター発表に絶対の正解なんてないけど、不正解はある。

例によって、これから毎年学生にいうことのまとめ記事なので、なにか追加することがあれば教えてください。(^O^)/

 

ポスター発表の気を付ける点

最初の発表は2-3分

一番やりがちな間違いは、ポスター発表で口頭発表のような時間感覚で話して、5分以上一方的に話してしまうことだ。これはポスター発表において長すぎる。というのも長い時間の発表には以下のデメリットがある。

・一件当たりの発表が長いと、研究を聞いてもらえる人が減る。
・ポスター発表で重要な議論や対話の時間が減る。
・口頭発表と異なり、聞き手にそれなりの態度が求められるので、聞き手にとって苦痛。

ポスター発表は、聞き手とのキャッチボールこそが価値あるので、そこを最大限生かせるようにした方がいいと思います。

なので、研究内容の概要説明は2-3分にまとめましょう。

これは慣れていなければ、原稿準備しないと無理だと思います。大事なことは漏らさず、重要度の低いところは思い切ってカットして、概要がきちんと伝わる内容をまとめましょう。

細かいところで、言い足りない部分があって不安になるかもしれませんが、そういったところは興味ある聞き手なら聞いてくれるので大丈夫!ヽ(^o^)

 

セリフ暗唱がまるわかり

では原稿を用意して、最初の説明を3分にまとめればいいかというと、それでは十分ではない。発表台本を丸暗記して、棒読みで発表してしまうと、すごく残念な感じの発表になる。

ポスター発表は口頭発表よりも、さらに距離感が近いので、棒読みの違和感が如実に出やすい。

ポイントは、普通に話すこと。

過剰な敬語を使うでもなく、かといって失礼な言葉遣いをするでもなく、自分の言葉で普通に話そう。(実はこれなかなか難しい。普段話さない研究のことを、普通に話すのは訓練が必要。)

また、当たり前ですが「聞き手に話す」というのも重要です。たまにポスターに向かって発表しちゃう人がいるからね(^_^;)。

 

質問の答えが関係ない方向に進む

質疑応答で、質問の答えが無意味に長いケースがある。

素っ気なく答えろ、という意味ではないのですが、話が関係ない方向に行くのはやめましょう。

例えば、触媒の安定性を聞いたのに、いつの間にか反応機構の話になって、何か関係あるのかな?と思いつつ聞いていると、結局関係なかったり・・・(^_^;)

たまに自分でも何の話してるか分からなくなることあるよね。気を付けないと、はまっちゃうんだよね。

何を聞かれているかを、正しく把握しましょう。いまいち質問の内容がわからなければ「@@@(相手の質問の自分なりの解釈)ということですか?」と聞き返すのがおすすめですヽ(^o^)丿!

 

文字多すぎだったり、色使いがよろしくないポスター

続いてはポスターデザインの話ですが、基本的には伝わるデザインさんを参考にしてみてください。

デザインも絶対の正解はありませんが、私からは2つ。

文字の詰めすぎは避ける。
・白黒で地味すぎたり、カラフル過ぎて下品な色使いは避ける。

文字つめつめで白黒の新聞みたいなポスターは、もうそれだけで人が近づいてきません。読まれない文字は無意味なのでカットして、見た目をすっきりさせましょう。また色使いは下品にならない範囲で、目立つように、適度にカラフルにするといいと思います。

 

ポスター発表でオススメのコツ

続いてポスター発表で取り入れるといいかもしれないことを列挙。結構私の主観多めです。

ここだけはわかってもらう”勝負所”を設定する

正直、ポスター発表で余すところのなくわかってもらうことは難しいと思います。紙面、時間、聞き手とのマッチングの都合もあるので、これは仕方ない。

ただ、せっかく発表するのならば、「この一言だけは覚えて帰って!!」という勝負所を設けておくといいと思います。そうやって発表すると、聞き手も「要はこういうことなんだな」ってわかりやすいですし、発表にメリハリが出ると思います。

この時、レイアウトも工夫しよう。勝負所を最後に持ってくると、ポスターの構造上どうしても足元近くになって、見にくくなる。勝負所は目線の高さに来るように、概要=結論にして、序盤に来るようにすると目を引きやすい。

 

楽しそうに話そう

すごくいい研究しているのに、だるそうに発表する人がたまにいる。損はあっても得はあるまい。

まぁ、キャラとかもあるので強要はしないけど、楽しそうに発表してくれる方が、聞いてる方も気持ちがいいと思います。

なんかふざけているようで、結局これが一番大事かもね。

 

*ほかに何かポスター発表のポイントあったら教えてくださーい!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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