研究者の研究

David W. C. MacMillan, 第四回:2011~2013:MacMillan触媒から脱却した化学へ

David W. C. MacMillan, 第四回:2011~2013:MacMillan触媒から脱却した化学へ 第一回はこちら  第二回はこちら  第三回はこちら  第五回はこちら  第六回はこちら  第七回はこちら  第八回はこちら ...
コラム

有機化学は分析が明瞭だったな、という話と最近の気になる化学ニュース

メリークリスマス! 最近は記事のバリエーションを増やそうとしています。 反応紹介を拡張して、ある分野の簡単なまとめとか。 で、そのテストランとして可視光レドックス触媒に続き、金触媒について書いてみた。 金触媒は学生の時に雑誌会で取り上げて、...
有名反応・試薬・概念

金触媒における相対論効果:色と錆びにくさとルイス酸性の意外なつながり / Relativistic effects in homogeneous gold catalysis

本記事はDavid J. Gorin, F. Dean Toste, Nature 2007, 446. 395. "Relativistic effects in homogeneous gold catalysis"(参考文献1)を大い...
コラム

Org. Lett.誌から最近取り下げられた2つの論文

世は忘年会シーズン! みなさん今年は何個くらい忘年会ありますか??私は3つくらいかなー ちょっと体調も悪く感じる今日此の頃。 具合の悪い論文もでてきたよ。2つあって、どちらもOrg. Lett.誌の論文だ。 有機触媒によるシクロブタジエンの...
最新論文紹介

Science誌:再生可能なアクリロニトリル工業的合成法 ~砂糖から繊維へ~

Renewable acrylonitrile production Science 2017, 358, 1307. Eric M. Karp, Todd R. Eaton, Violeta Sànchez i Nogué, Vassil...
日記

2017年12月19日の日記と最近の気になる科学ニュース

ちゃーっす!! 12月8日のtwitter での小バズ以来毎日アクセスが減り続けたここ10日。 あれが異常なので減っていくのは当たり前。 とはいえ、割と更新しているのにアクセス数が坂道を転がるように減ってくのは精神衛生上よろしくない(^_^...
最新論文紹介

TL誌 okundoperoxideの全合成:カスケード反応によるendoperoxide天然物の合成

Synthesis of (-)-okundoperoxide and determination of the absolute configuration of natural (+)-okundoperoxide Tetrahedro...
研究者の研究

David W. C. MacMillan, 第三回:SOMO activation 、可視光レドックス触媒~電子移動反応への旅立ち~

David W. C. MacMillan, 第三回:SOMO activation 、可視光レドックス触媒~電子移動反応への旅立ち~ 第一回はこちら  第二回はこちら  第四回はこちら  第五回はこちら  第六回はこちら  第七回はこちら...
最新論文紹介

OL誌:アニリン、トルエン、TMSアジドの三成分三脱水素環化反応:ベンゾイミダゾールの合成

Copper(II)-Catalyzed Oxidative Coupling of Anilines, Methyl Arenes, and TMSN3 via C(sp3/sp2)−H Functionalization and C−N...
コラム

エンターテイメントとしての論文読みのススメ:マンガ的に論文を読む

論文の読み方に幅をつける 論文読むとしんどい 論文を読むのは結構エネルギーを使う。 「え?ここどういうこと?」 とか 「これ新規なんか?」 とか 「そもそもこの略語なんやねん?」 みたいな事を考えつつ、調べながら読まなければならないので疲れ...