おいしい食事は心を豊かにする。
学生時代に身に着けたスキルで今もなお役に立っているもの、、、
プレゼン、レポート、研究の思考法などなどあるのだけれど、やっぱり一番は自炊スキルだろう。
実験で疲れてもごはんがおいしければ生きていける。
でも、めんどくさい料理はしたくない。。。
院生飯に求めらる条件は厳しい。以下の条件をすべて満たす必要がある。
1) 作るのが楽
→ 実験でくたくたに疲れた院生に、凝った料理を作る体力は残されていない。包丁とかもできれば使いたくない。
2) 片付けが楽
→ 院生はご飯を食べたら、洗い物なんかしたくない。片付けに時間を使うくらいなら、寝るか実験したい。
3) そこそこおいしい
→ 院生にとって食事は数少ない楽しみ。食事はおいしくいただきたい。
4) 野菜が取れる
→ 一人暮らしの院生は気を付けないとすぐに野菜不足へ。体が資本の院生は栄養管理もしなけらばならない。
5) 安い
→ 院生はとにかく金がない。できるだけお安く済ませたいところ。
上記の五カ条を満たすメニューは予想以上に少ない。
疲れた時に一人で作る院生飯は極限まで無駄がそぎ落とされ、ほとんどのメニューが没になっていく。
その試行錯誤の中で生き残ったメニューが今日紹介する院生鍋だ。
この院生鍋は私の院生時代の絶え間ない研究の成果であり、主食であり、一年中食べてきたメニューだ。
院生鍋の利点は以下の六点だ。
1) 作るのが楽
→ 包丁不要。で鍋で煮込むだけ!!あと味付けも簡単で失敗しようがない。
2) 片付けが楽
→ 後片付けで洗うのは鍋、取り皿、おたま、はしだけ。洗い物が少ない。
3) とってもおいしい
→ 簡単でもおいしくなかったら意味がない。これはほんとおいしいんですよ!!
4) 野菜が取り放題
→ 好きなだけ野菜が食べられるよ。栄養満点なのはもちろん、量の調整もできる。
5) 安い
→ 作る量や素材にもよるが一食300円前後でれるるんではないかな。
6) チューニングが簡単
→ 金欠なら安く、いいことあった日は贅沢に。飽きてきたら別の味付けへ、状況に応じてチューニングが可能!!
院生鍋は院生飯に求められる条件を完璧に満たし、さらに状況に合わせてチューニングもできる。
院生の時はもちろん社会人になっても大活躍で、嫁にも大好評だ。
作り方
【必要なもの】
・鍋
・取り皿
・おたま
・はし
・ほんだし減塩タイプ 一袋(5g)
・ショウガチューブ 4 cm
・水 500 g
・好きな肉100-200 g
・カット野菜パック(どこのスーパーでもある)半袋分
・もやし 半袋分
・旭ポン酢(必須) 大匙1
・一味(お好みで)
・日本酒 大匙2(なくてもよい)
カット野菜ともやしはほかの野菜類に置き換えてもよい。
【作り方】
1. もやしとカット野菜を洗う
2. 鍋に水とほんだし、ショウガ、日本酒を入れる。
3. 中火で鍋を加熱、沸騰したら、肉とカット野菜ともやしを入れる。
4. 再び沸いてたら弱火にする30分煮込む。
完成
【食べ方】
1. 取り皿に旭ポン酢を入れる。鍋のだしをおたま一杯ほどで割る。
2. 鍋の具を取り皿のポン酢だしでおいしくいただこう!一味をかけてもオイシイヨ!
【ワンポイント】
・なれてきたらいろいろチューニングしてみよう。野菜の種類とか、みそ鍋にするとか。
・旭ポン酢は必須。これだけ高いけど絶対買いましょう。ほかのポン酢とは全然違います。
今日も私は食べました。おいしかった!!
是非おためしあれ!!
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