クラウドファンディングに挑戦します
研究資金獲得の新しい選択肢
クラウドファンディングって何?
クラウドファンディングとは「アイデア実現のための資金をインターネットを通じて、特定の機関からでなく、多数の支援者から集める手法」を指します。
つまり国や企業といった機関から、どかっと資金をもらうのでなく、多数の方から少しずつ資金を頂くというものです。また、支援者には支援額に応じた”リターン”があります。ネット社会が可能にした、新しい資金獲得手段ともいえるクラウドファンディング。近年、学術研究の研究資金獲得においてもクラウドファンディングが注目を集めています。
図1. クラウドファンディングのシステム
今回、私は学術系クラウドファンディング・プラットフォームのacademistから、有機化学の分野で初となるクラウドファンディングに挑戦することといたしました!!
電子移動化学と典型元素をハイブリットした反応開発
チャレンジする研究は電子移動化学と典型元素をハイブリットした有機反応開発になります。
私のバックグラウンドである電子移動化学と、現在のボスの専門である典型元素の知見をハイブリットした化学になります。かなり大事にしていきたい研究の第一歩となります。
詳しくはぜひacademistの私のプロジェクトページをご覧ください。
皆様にお願い
今回、私は本気です。
若手の研究者が自由にできるお金って本当に少ないと思ってるんです。これって私は本当に問題だと思うんですよね。研究費がない→成果出ない→研究費とれない→研究費がない・・・の絶望スパイラルに簡単に落ちてしまいます。
しかも、この状況は改善される兆しがありません。むしろ、これから加速していくんじゃないかな。
こんな世の中でなお、私はこれからずっと「私がしたい研究」をしたいです。今の環境はまだ恵まれていて、そこそこしたい研究に取り組めているのですが、10年、20年経って、もっと厳しくなるであろう時代に、これまでの研究者と同じようにやって、これからも同じように研究できると、楽観視することは私にはできません。既存の研究費獲得だけでなく、時代に合わせて、もっと研究費獲得の手段を増やす必要があると、本気で考えています。
そんな中、有機化学の分野においては、私が初めてクラウドファンディングに挑戦します。これまで誰も挑戦したことがなかったそうです。それもある程度仕方ないことで、有機化学の分野でクラウドファンディングはかなり難しいです。有機化学はどうしても専門的な話になりやすく、他分野に比べてキャッチーな話題を提供しにくいからです。
それでも、冷静に考えれば、有機化学を大学で学んだ人や仕事で有機化学に関連のある仕事をしている人は、日本に相当な数がいるはず。中には、好きな基礎研究を応援して、いくらか支援してもいいなぁ、と考えている人は少なくないのではないでしょうか?(少なくとも私は会社にいた時、そうでした。もっとも支援する手段がなかったですけど。)自分の研究を支援してくださる人たちに直接お礼を言いつつ、飲みに行けるような関係を築いていけたら最高じゃありません?
クラウドファンディングは「研究者にとって新しい研究費獲得手段になりますし、支援者と研究者を手軽につなぐ手段」になりえるはずです。
そのためにはもっとクラウドファンディングが有機化学の分野で、もっと一般的にならなければなりません。
クラウドファンディングを有機化学者の選択肢の一つにする。
これが今回、私の真の目標です。もちろん、この私の一回の挑戦でそんなシステムが完全に根付いて一般的になるわけはありません。しかし、確実に第一歩になります。10年、20年後に必要になってから動いてもたぶん遅いです。今、動き出す必要があります。
だから、皆様にお願いがあります。
今回勝たせてください。
正直かなり難しいことに挑戦していると思っています。情けないですが、私の力だけではどうしようもない部分も多いです。支援してくださった方には、後述するリターンとか、ちゃちな話でなく、今後の関係の中で、必ずこの御恩を返します。
皆様、どうぞご支援のほどよろしくお願いします。
また金銭的にご支援が難しい場合でも、情報拡散していただけますと、無茶苦茶助かります。
ご支援はこちら → academist
リターン
ご支援いただきました皆様にはその支援額に応じたリターンがあります。それぞれ説明します。
1000円:長文感謝メール+あった時にめちゃくちゃお礼言います
3000円:このサイトでいうコラムにあたる文章を三つお届けします+1000円の内容
「研究生活で思うこと」「ブログのデザイン裏話」「クラウドファンディングについて」の三本です。かなり力を入れて書きます!研究論、クラウドファンディング、有機化学発信に興味ある人などにおすすめです!かなり濃い文章をお届けしてみせます!
5000円:学会発表資料の謝辞にお名前のせます+3000円の内容
他の人より安価に設定しました。ぜひ謝辞スライドを皆様の名前で埋め尽くさせてください。
10000円:「有機化学論文研究所」にスポンサーとしてお名前かハンドルネームを載せます+5000円の内容
そこにリンクを埋め込むことができるので、twitterやブログしている人には特におすすめです。企業の方も是非おねがいします・・・!
20000円:クローズド研究会ご招待+10000円の内容
私が未公開データ含め研究の話をしまくります。絶対楽しんでいただける内容にしてみせます。また、そのあと懇親会します。むしろ懇親会がメインかもしれません。想像してください、有機化学初のクラウドファンディングだからと、他人の研究に対し、ぽんとこれだけの額を支援できる人が集まります。絶対、価値のある会になるはず!何を隠そう、私が一番楽しみにしています!
30000円:論文謝辞にお名前掲載+20000円の内容
ゴールドスポンサーコースです。論文の謝辞にのります。一生感謝します。
50000円:さし飲み権利+30000円の内容
プラチナスポンサーコースです。私と飲むだけにそんな価値があるわけありません。あげるつもりで支援してくださっていることはわかっています。直接お礼言わせてください。死んでも感謝し続けます。
100000円:御社の製品or個人の取り組みについて正直な感想述べます。ブログ記事にすることも可
+50000円の内容
正直に商品や、ブログなどの個人の取り組みに対し、実際に使ったり見たりして感想を書きます。ブログの記事にすることも可能です。有機化学に関する商品を扱う企業や、取り組みしている方は、お力になれるよう努力します。
*ちなみに高額リターンはそれより低額のリターンを含みます。つまり20000円のリターンを選ぶと、1000, 3000, 5000, 10000円のリターンもついてきます。
遠方の方は10000円のコースをおすすめします!是非、ブログ上で宣伝させてください。
関東近郊の方はぜひ20000円のコースをおすすめします!必ず価値ある会になります!
ご支援はこちら → academist
最後に
長くなりましたが、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。
ちなみに、プロジェクトページの動画で、普通にコメントしてもつまんないだろうということで、私がオリジナルのカードマジックを披露しています。実は手品趣味にしていまして、初披露だと思います。
是非見てくださいねヽ(^o^)丿☆
私の演じるカードマジックはこちら → academist
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