会社辞めた話と大学教員としてアカデミアに戻る話。

   

仕事を辞める、大学教員になる、いろいろあった最近の話

突然ですが、三月末で会社辞めました。

で、四月一日から大学で助教として働くことになりました。

我ながら急に決まって、結構驚いています。
初めて公募にアプライしたの今年の年明けやからね(^_^;)

今回の記事は近況報告兼ねて「会社からアカデミア行く」という、たま~にいるパターンの人間は何考えているのか?について自分の一サンプルながら何かの参考になる人がいるだろうと思いつつ、書き綴ってみよう。

 

アカデミック行こうと考えたきっかけ。

アカデミックに行こうと本気で考えたのは2017年夏あたりか。

会社で有機化学やってないにもかかわらず、ほぼ毎日JACS, ACIE, OL Nature, Scienceといったジャーナルの有機系の論文を一年以上チェックし続けたことに気づいた時だ。

最初は惰性でやっているだけと思っていたが、ここまで無目的にジャーナルチェックが続くのは何か特別なことである気がした。

で、有機化学と自分を関連付けるために「まぁブログでもやってみるかぁ」って感じで有機化学論文研究所を開設して、はじめは社会人としてありえないくらい時間を使って更新し続けた。今は新生活のバタバタで更新がなかなかできてないけど(^_^;)

すると日に日に有機化学への思いは冷めずに熱くなってきたんですよねぇ。
「この反応はいけるんちゃうか?」とか「これしたらおもろそう」とかいくらか浮かんでくる。

自分にはそういうものがあって幸せだなぁ、と率直に思えた。
自分の能力を考えると、アカデミアで生き残るのはなかなか厳しいかもしれないのだが、行ける可能性があるうちに行かなきゃ10年後、後悔することが目に見えた。

こんな感じで、私は会社を辞めてアカデミアへ戻る決意をした。

 

会社の二年はどうだったか?

会社で過ごした二年間は本当に貴重かつかけがえのないものであった。学生時代、尖りまくっていた私がいろいろ考えを改めるきっかけをいただいた。

“いろんな人がいて、みんながんばっていて、そこに自分がいさせてもらっている。”

当たり前のことだけど、学生時代ほとんど一人ぼっちで研究していた私は、この事に会社に入るまで気がつかなかった。まぬけだね。
そのことが少しわかって、私は若干まるくなったと思う。大学時代の後輩には笑いながら「つまらなくなった」というお褒めの言葉をいただいた、やかましいわ(^_^;)。

また、特に会社の同じ部署の方々にはよくしていただいた。あれだけ世話になっておいて、勝手に会社を辞めるのは心苦しく、居心地のいい場所から出るのは怖い。

しかし、衝動は止まらず、結局会社を辞めることになった。

会社を辞める旨を伝えた時、同僚の方からはたくさん励ましの言葉をいただいた。
言葉だけでもうれしいのに、なんとメッセージ入りのカードをアルバムにまとめたものをいただいた。

私が酒の席で失態を犯した時の写真もきれいにまとめてくれていた。嫁に見せられないじゃん笑!

 

四月、助教としての生活が始まって思うこと

四月一日から助教の生活が始まった。新設の研究室なのでセットアップが大変だ。

まだ一つも実験できていない。しかもそんなバタバタの中でいきなり学生実験をやることに。助教なら当たり前だそうだが、なかなか大変だね、これ。

研究室に入ってきてくれた学生は修士が2人に四回生が5人。それぞれが個性的かつ魅力的な人たちで、本当に恵まれた初期メンバーだと思う。四回生は就職する人が多く、短い時間になってしまうが、それぞれが「この研究室生活は意味があった」と思えるようにするのが私の仕事だ。

そのためにも研究できる環境を早く作らないと・・・学生の皆さんには迷惑をかけっぱなしだ。

んーしばらくは大変だな。(>_<)

 

改めてご挨拶

てなわけで、学習院大学理学部で助教やらせていただきます、諸藤達也です。

月並みですが、精一杯がんばります。

皆さま、どうぞ御贔屓に。

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