有機化学のブログ:面白い最新論文解説したり、有名反応をまとめたり、入門向け記事書いたり。

出身研究室のサイトを見ていて思い出すこと

2017/11/08
 
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さて、今日も日記を書いておこう!

今日、会社で報告書を書いていると、研究室時代の先輩から電話がかかってきた。

もろ「はい、おひさしぶりです」
先輩「いまええ?」
もろ「大丈夫です」

とっとと報告書かなければならないのであんまり大丈夫でないんですが(^ ^;)、その先輩が連絡をくれたときは面白いニュースを連絡してくれることが多いので、つい話を促してしまいます。

先輩「今日研究室のHP久しぶりに見たら、A先生(私を指導してくださった当時助教授の先生)が准教授として、栄転されているで!!

なんと!!!まじか!!!

いやーほんとにびっくりしました。
私の所属していた研究室は教授の先生の退官が近く、助教や講師の先生方はどうされるのだろう?と思っていたのですが、やっぱり突然発表されるものですね。。。
てか、A先生けっこう若いですが准教授ってすごいですねー。しかも有名大学の有名な先生の研究室だし!まー優秀だったんで当然なのかもしれませんが、苦労もなさったと思うので本当におめでとうございます!!

久しぶりに研究室のことを思い出して、なんだか懐かしくなりました。

A先生にはお世話になりましたね~
ありえないほど迷惑をかけてきました、、、割と今は反省しているのですが、、、またお会いした時にお話しできたらいいなー

帰りの電車でふと研究室のサイトをポチって見ると、、、懐かしのケミストリーやメンバーがそこにありました。

あーあいつの論文でたんかー、よかったなー

あの論文まだでんなー、はよ出せばいいのに

お、あいつなんか賞もらってるやん!がんばってるなー、そういえばドクター行くとかなんとか言ってたっけ??

秘書の方にはお世話になったなー、またご飯でも行きたいなー

なんて、ノスタルジーに浸っていたのですが、こうなると誰かと共有したくなるんですよね。
今度、電話してくれた先輩と飲みに行くか!なんて思いつつ家について今に至る。

 

申し訳ない程度の化学メモ

Transition-Metal-Free C–CN/C–H Cross-Coupling: Effect of Cyano Group

, and 

Org. Lett. ASAP
DOI:
 10.1021/acs.orglett.7b02473

いい反応ですよね!割とよくあるアゾールのC-H結合のアリール化ですが、反応相手がベンゾニトリル類を用いるのが珍しいですね。何触媒を使った反応かな?と思うと、なんとメタルフリー。まじで??反応機構はどうなっているのか。。。
なんとなく基質のOとNに挟まれた2位の炭素がカップリングパートナーのベンゾニトリルのシアノ基の炭素と入れ替わってるんでないか?とか思うんですがありえませんかね?

 

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